今日は何の日?
* まゆらの家 *
| 黒うにゅう:……ついにこの日が来たな。 今日が何の日か、健康優良なゲーム男児諸君ならば知っていよう。そう……バレンタインデーだ。 まあオレも一人の娘の保護者ということで、チョコレートがもらえるのを楽しみにしているわけだが。 |
| マイルフィック:デモ オマエ モラッタコトナンカ ナイダロ。 |
| 黒うにゅう:余計なお世話だ。 ……つーか、なんでお前がここにいるんだよ。 |
| マイルフィック:キョウハ ニンゲンドモノ マツリガアルトキイテ ケンブツニ キテヤッタゾ。 |
| 黒うにゅう:いや、祭りじゃないだろ。お前らには関係ないからとっとと帰れ。 |
| マイルフィック:シカシ キョウノ オカシハ マズイナ。 オレガキタトキハ モット マシナモノヲ ヨウイシロ。 |
| 黒うにゅう:また台所のものを勝手に食い漁りやがって。 ……それにしても、一向にチョコを持ってくる気配がないな。ちょっと様子を見に行ってみるか。 |
| マイルフィック:ムダダト オモウガナ。 |
* まゆらの部屋 *
ピキューン、ピキューン、ズゴゴーン……
| 黒うにゅう:いよぅ、元気か? |
| まゆら:……なんか用? |
| 黒うにゅう:いや、何してるかと思ってな。 |
| まゆら:今いいトコだから、あとでね~。 |
ピキューン、ピキューン……
| 黒うにゅう:あー、ところで。 |
| まゆら:……ん? |
| 黒うにゅう:お前、何かオレに渡すものはなかったか? |
| まゆら:…… |
| 黒うにゅう:…… |
| まゆら:……ないけど。 |
| 黒うにゅう:……。 |
ピキューン、ピキューン……
| 黒うにゅう:……そういや、今日は何の日だったっけな。 |
| まゆら:…… |
| 黒うにゅう:…… |
| まゆら:……何だっけ? |
ピキューン、ズゴゴゴーン……
| まゆら:やった~!カンスト達成~。 で、何の話? |
| 黒うにゅう:いや、もういいんだ……。部屋に戻ろう……。 |
| みしろ:あー、二人ともこんなところにいたのです。探したのですー。 |
| 黒うにゅう:こっ……この匂い!そしてその巨大な包みはっ! |
| みしろ:今日はバレンタインデーなのですー。この日のために、一生懸命チョコを作ったのですー。 |
| 黒うにゅう:みしろ、お前という奴は…… |
| みしろ:それじゃ、先生にはコレをあげるのですー。 |
| 黒うにゅう:おおっ、ついにチョコが! ……って、ずいぶん小さいな。そっちのゴージャスな方じゃないのか? |
| みしろ:こっちは、まゆらちゃんにあげるのですー。チョー大本命、必殺チョコなのですー。 |
| まゆら:わ~い、ありがと~。ちょうど甘いモノが食べたかったんだよね~。 |
| みしろ:みしろの愛の結晶なのですー。喜んでもらえて、みらくるハッピーなのですー。 |
| 黒うにゅう:……やっぱり部屋に戻ろう……。 |
| みしろ:そーいえば、まゆらちゃんは先生にチョコレートあげなかったですか? |
| まゆら:あげたよ~。 台所のテーブルの上に置いといたはずなんだけど、気づかなかったのかな? |
| みしろ:先生もきっと喜んでくれるのです。まゆらちゃんががんばって作ったから間違いないのですー。 |
| まゆら:だといいけどね~。 |



























